プラスチック製容器包装と3R

プラスチック製容器包装

プラスチック製容器包装とは、容器包装リサイクル法の対象の容器包装のひとつです。

プラスチックは、軽くて化学的に安定で、電気や熱を伝えにくく、空気や水蒸気等を遮断でき、錆びない、成型加工しやすい、着色性がよいなどの特長があるので、極めて短時間に経済社会に浸透しました。例えば、食品を包むフィルムや袋、食品トレイや容器、洗剤ボトルなど、様々な用途の容器包装に利用され、私たちの生活を衛生的で便利で快適にしてくれています。

一方で、これらは中身製品を使用した後に不要となります。不要となったプラスチック製容器包装の取り扱いは、海洋プラスチック問題や資源有効利用・廃棄物削減など環境や資源、経済にとって大きな課題となります。

持続可能な社会や地球環境を実現するために、3Rや資源循環、適正処理の取組みを推進する必要があります。

容器包装リサイクル法

容器包装リサイクル法(容リ法)とは、家庭から排出される一般廃棄物のうち、ごみの容積の約60%を占める「容器」や「包装」をリサイクルすることを義務づけた法律です。

1997年にガラスびんと飲料用ペットボトルが、2000年4月から紙とプラスチックが実施されました。事業者は指定法人(公益社団法人 日本容器包装リサイクル協会)に実施委託料を払って「再商品化」を委託することできます。容器包装リサイクル法は5年ごとに見直されることになっています。

3R

3Rとは、Reduce(リデュース:発生抑制)、Reuse(リユース:再使用)、Recycle(リサイクル:再資源化)の3つの単語の頭文字「R」からなっている、循環型社会を目指すためのキーワードです。

具体的には、原材料の使用量や廃棄物の排出量を削減して発生抑制し、容器や機能部品は再使用し、さらに原料に戻して再資源化することです。

また、循環型社会形成推進基本法では、廃棄物処理の優先順位を、① Reduce、② Reuse、③ Recycle、④ 熱回収、⑤ 適正処分と定めています。

当協議会の会員である容器包装の製造および利用事業者は、積極的に3Rの推進に取り組んでいます。

当協議会では、毎年、会員各社の取組み事例集を発行しています。

下記リンクをご覧ください。

リサイクル手法

プラスチック製容器包装は様々な方法でリサイクルされています。大きく分けると、以下の3つの方法に分類することができます。

  • 材料リサイクル:熱で溶かしてプラスチック材料や製品にする方法
  • ケミカルリサイクル:化学的手法により、化学原料を経て、材料や製品にする方法
  • サーマルリカバリー:熱エネルギーとして利用する方法

容器包装リサイクル法では、プラスチック製容器包装の再商品化(リサイクル)の方法として、材料リサイクルとケミカルリサイクルが認定されており、サーマルリサイクルは固形燃料化(RPF)だけが、緊急避難的方法として位置付けられています。

啓発資料

プラスチックの基本知識から容器包装の機能・特性、リサイクルなどをわかりやすく解説した資料と動画を作成しました。

資料はダウンロードできます。また、動画は少々長いですが、ご参考になさってください。